2020年の発表会

少し前の話になりますが、昨年の発表会について書きたいと思います。

2020年、3月頃から始まったコロナ禍。生活様式を大きく変えることになってしまいました。年の初めには、いつもの12月の発表会に向けて、他の先生方と会合していたりしていたのに。。開催するかどうか、夏頃まで検討しましたが、中止することとなりました。

しかしながら、いつもの発表会はなくなっても、何か演奏を聴いてもらえる場をと思い、年末のレッスンでそれぞれのレッスン時に保護者の方に聞いてもらうという、ミニ発表会をしました。プレゼントを用意して、私も小さな曲を数曲弾かせて頂きました。大人の方は、私と弾きあい会という形にしました。

 

教室も飾り付けをして、いつもとは少し違う雰囲気に。こじんまりした部屋なのですが、聴く人と弾く人の感覚が近くて、皆さん思いのほか緊張されていました。ちょっとうまくいかないところがあっても、皆さん真摯に演奏されていたと思います。お花や、素敵なプレゼントもありがとうございました。ピアノの横に飾らせて頂きました。そして、保護者の方々のご協力に感謝いたします。

後ほど、

「いつもの発表会がなくてがっかりしたけど、一年の区切りにこういう場があって良かったです」

「おじぎして、人前で弾くと思うとやっぱり緊張したけど、良い経験になりました」

「やっぱり、生のピアノの音はいいですね!」

等、ご感想いただきました。

私も、人に聞いてもらう機会は、大事だなと思いました。今年もまだどうなるか先が読めませんが、安全、安心を第一に、また知恵をしぼって有意義な機会を作れたらと思います。

 

 

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