練習とは

すっかり春めいて、新しく何かを始めるのに良い季節になりました。 うちの教室でも、新しい生徒さん達との出会いがあり、わくわくしているところです。既存の生徒さんも、もちろんですが、皆さん一人一人の成長がわかるようにレッスン内容も精進してまいります♪

今回は、ピアノ練習で大まかに気をつけておきたいことを書こうと思います。うちのレッスンの方法に準じたものですが、ピアノを始めたばかりの方、趣味で何年か弾いている方に、何か参考になればと思います。

 

【基本的にはレッスンでやったことを復習する形】

習いたての方、ピアノを始めてから1〜2年の方は、レッスンでやったことを家で忘れないように復習するのが、大半です。楽譜に書き込んだり、ノートにメモしたものを見たり、レッスンで弾いたように繰り返し弾いてみて、よく聴くことが大切です。少しずつ、自分でできるように、自分でわかるものは考えてきてもらう、といった形でうちでは進めています。

【時間は長ければいいというわけではない】

例えば、1曲をただ10回通して弾く、1時間休まずに弾く、というやり方は、非常にもったいないです。まずは、10分〜15分でも良いので、自分が気になる部分、長い曲を弾いている方はレッスンで注意された所から始めるなど、何か目的を決めて取り掛かることが大切です。的を得た練習を心がけた方が成果につながります。

【楽しめる形で、ピアノを弾くこと以外にも】

練習、と言っても、例えばつまらないテスト勉強の様にはしたくないものです。ただただ間違いを訂正するために鍵盤に向かっているだけでは音楽が楽しめないのではと思います。季節、自然、文化など色々なことに興味を持つことがピアノを弾く上でも役に立ちます。音で何か表現しようと思った時に、こういう音にしたいなど考えが湧いてくるものです。その時、正確にすばやく動く指、柔らかい音など、どうしたらできるのか、技術的な練習が必要に思えてくるのではないでしょうか。

例えば、

ピアノ習いたての子供さんに使っているこのテキスト、自分や、お友達などが実際になわとびしている様子とむすびついた演奏になると思います。じゃあ、ピアノでそれを音にするとなると、どんな動作をすればぴょんぴょん飛んでいるように聞こえるのか、手の動かし方、体の使い方を学ぶという風になります。

他によくテキストとして使われている、ブルグミュラー25の練習曲集の中から、この曲は川、湧水?のような自然の描写だったり、

このように、目にはあからさまに見えない、感情というか、気質、性格などを音楽にしたものもあります。

どの曲も、子供でも大人が弾くとしても、実体験から出てくるものがリアルに表現、イメージしやすいのではないでしょうか。もちろん、想像でもいいと思うのですが、実際に肌で感じたもの、自分の目で見たもの、色々な体験が音楽の中に生きると思いますし、それを表現して楽しめると思います。音楽で表現できるものは無限大です!

ここで書いたものは、練習の心がけのようなものになりますが、具体的な練習法はレッスン内で各生徒さんに丁寧に説明しています♪ 他にも、本、インターネットなど色々なところで練習法は見つかると思いますが、せっかくやるなら、時間を有益に使ってやりがいのある楽しいものにしたいですね。

少しでもお役に立てれば幸いです。

 

体験レッスンなどお問い合わせはこちらから↓

関連記事

  1. オンラインレッスンの利点

  2. 2020年の発表会

  3. 音あてゲーム