新年度のレッスンが始まっています🌸
教室前の公園の桜も、数日前まで見頃でした♪
さて、弾き合い会を経て→レッスンも春休み→新年度レッスン、という生徒さん達。
私は、春休み明けだし、のんびりモードかなぁと思っていたら。
自力で、新しい曲を最後まで譜読みしていて✨🎹
もちろん、少しの音の読み間違えや、よくわからないところなどはあるにしても、
自発的に、自分でやったんだなあ
と取り組み方が進歩していて、嬉しいです。
一方で、出演した生徒さん達に弾き合い会の感想をあらためて聞くと、
「音の間違い、一箇所のミスが気になった」と沈んだ面持ちでいう声も。
確かに、いつも弾けているところが違う風になったら悔しいし、気になるのもわかります。
私も人前で弾いた時そう感じますし、悔しいと思うことは次の機会の励みになります。
でも、その子が言う、「一箇所のミス」ということは、他の部分、残りの約99%は、いつも通り弾けたという事ですよね。
本番ではできなかったと思うところは、確かにある。
自分が思うように行かない、足らないところはあった。けれど、同時にできたところ、以前よりできるようになったところも必ず目を向けるべきかなと思います。
足らないもの、不足しているものだけを見るクセがつくと、演奏する喜びがなくなってしまいますし、自信がつきづらくなるように思います。そこで、
「でも、○○ちゃんが練習や、努力したのを私は知っているし、上手だったよ。少しきつく聞こえるかもしれないけど、逆に一個もミスがないのが良いと思うのなら、いつも100点じゃなきゃいけないと思ってるのと同じ様なものじゃないかな。例えば、テストでも100点以外は嬉しくないの?100点の人しか合格じゃないのかな?準備とか練習したのに、30、40点くらいだったらそれは落ち込むかもしれないけど、90点では、ダメな点数なんだろうか」
とお話ししたら、
「確かにそうかも」と安堵の笑顔が見えました。
他にも、強弱がつけやすいピアノで曲の色々な風景を感じることができた(素晴らしい✨)、など、それぞれの生徒さんが各々感想をお話ししてくれました。
このように、終わってからしばらくしてみて大事な気づき、また新たな一歩につながることがたくさんあります。
やっぱり、やってよかったと思う瞬間でもあります。
ひとりひとりの生徒さんの声に耳を傾けながら、今年度も頑張ります💪
読んで頂き、ありがとうございます🌼