桜の花が終わり、新緑の季節になりました。
つつじも咲き始め✨
教室では、今年に入ってからピアノレッスンをスタートした方が何人かいらっしゃいます。
ピアノが初めてという方は特に、どういうものが感覚的に得意、好きなのかを探しながらレッスンしています。
リズムの練習が得意な子、楽譜を読んだり理論的なことに進んで取り組む子、人前で弾くのが好きな子、など人により様々ですが、どの人も必ず得意な感覚や、進んでやりたいことが必ずあります。
そして、自分自身では何が得意が気がついていないことがほとんどです。
何かの折に、保護者の方にも伝える様にしているのですが、
「そういうことが得意だと知りませんでした〜!そういう一面を聞けてちょっと驚きです」と言われたりします。
もちろん、1回のレッスンではそれがわからないですが、続けていくうちに少しずつ傾向が見えてきます。
その得意な感覚を入り口にして、レッスンを進めていくようにしています😀
例えば、楽譜に書いてあることが気になる子。
実際にピアノで音を出す前に、楽譜に書いてあることを色をつけたり、シールを貼ったり、色々自分で書き込みをして把握すると、
「ピアノで弾いてみたい!」と言って、すぐにピアノに向かいます。
何が書いてあるかわかって本人が安心すると、すぐに音で試してみたくなる。そういう感覚を持っている子は、弾く前の準備に時間をかけると、スムーズに行きます。
最初は、まず得意で楽しめることから。というのも、
ピアノが初めての子にとって、ピアノを弾くということは、楽譜と鍵盤を見ながら、指を一本ずつ動かし、音を聴く、といった一連の動作がとても複雑であたふたとなりがちです。
ピアノはむずかしい〜と最初から思い込まないように、本人の気持ちの面を大切に。これが一番重要かなと思っています。
そして時期を見て少しづつ、苦手なことにもチャレンジというふうにレッスンしています☺️
このように個別で色々対応できるのは、個人レッスンの強みですね。
それぞれに自分の得意を活かして頑張りましょう🎶
読んで頂き、ありがとうございます🌼