最近のレッスンにて。
小学生の生徒さん、“私はピアニスト”という本のチェルニーの「かわいいワルツ」という曲をやっている時、
音は覚えているものの、弾いていて何だか無表情な感じ。
まずは、ワルツとは何か簡単に説明。
それから、一回弾いてみて、
👧🏻うん、さっきよりは動きがあって良いみたい。とご本人の感触。
さらに、題名の「かわいい」って何だろうね?と質問。
👧🏻う〜ん、、と言葉に詰まったので
教室にあるもので、かわいいと思えるものを探してみよう!ということに。
👧🏻これは、きれいだけど、かわいいとは違うかなぁ〜
👧🏻これも良いけど、自分のイメージとは違うかな。。
👧🏻うん、これはかわいいと思う。
じゃあ、ワルツだから、この子が踊ってる感じはどうかな?
👧🏻そうか、なるほど
そのあとの演奏は、最初とは全然違うものに。何よりご本人が楽しそうでした。
曲に対するイメージが湧かない時は、このように目に見える形で、その人なりの答えを探したりしています。
今はこう思うけど、時が経つとまた別のイメージを持つかもしれません。それはそれで、良いと思います。
何をイメージするかは自由ということで。
年相応の、その時にしか考えつかないものを大事にしたいなぁと思っています。
質問を投げてみて、提案したり、こちら側(教える側)からはあまり与えすぎず。その加減は難しいものですが、小さい曲でも、今その人がしっくりくるような演奏ができるのが理想かなと思っています。
読んで頂き、ありがとうございます🌼